人気のフランチャイズ(FC)募集「経営専念タイプ」のメリット・デメリットは?

メリットいっぱい?経営専念、投資するだけで儲かるフランチャイズ(FC)のデメリット

そのFC募集を検討する前にお読みください
フランチャイズ(FC)経営専念、投資型で副業開業

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人気のフランチャイズ(FC)のひとつに「副業(週末起業)にもおすすめ!経営専念タイプのフランチャイズ(FC)」というものがあります。

例えば「管理するだけで儲かる!」という言い方でフランチャイズ(FC)募集している本部もありますが、これをみて「投資だけ、小資本・低資金で開業資金・運転資金をだすだけで利益が生まれる」と考えているなら大きな誤解で、はじめてのフランチャイズ(FC)開業(起業・副業)において「現場に熟知した管理者」がいない、またはフランチャイズ本部の積極的なサポートがなければ「投資」だけ利益を上げることは無理、人気にまどわされてはいけないと考えます。

そもそも「経営」とは「経営資源の最適配置」が仕事です。つまりヒト、モノ、カネ、ノウハウ(経営資源)を最大限調達し、それを効率的に組み合わせる(最適配置)ことで利益を生む、というのが「経営」の仕事といえます。ですから「経営専念」というのは意味を正しく表現していないと考えます。経営には人材の募集・採用・維持が必ず含まれるからです。ですから「投資専念」と言うのではないか?と思います。

経営において、良質な人気人材を募集・採用する場合は、この事業をなぜ始めたのか?という「経営理念」と、将来どうしていきたいのか?拡大してくことで会社と人材にとってどんないいことがあるのか?の「ビジョン」を語ることができなければ、良質な人気人材採用はできません。例えば、面接のときに「社長は、どうしてこの事業を始めたのですか?」と求人応募者に聞かれた場合、「いや、儲かりそうだからさ」と答えたとします。もしそれしか言えなかったとしたら、この応募者は優秀な人気人材ほど、入社を躊躇するでしょう。

なぜなら「社長の私が儲かるために、入社して!」と言われているに等しいからです。起業したてのころの私は「利他の心」「三方よし」といった基本理念を持ち合わせておらず、完全にこのパターンでしたから、短期離職が止まりませんでした。短期離職が続くと採用費用や戦力化するまでの教育期間に係る人件費が重くのしかかってくるばかりか、社長の私の教育に係る工数もとられることから全体への悪影響は大変大きいものです。結果、だれも得しないという状況に陥るのです。経営における良質な人気人材募集・採用の第一は「利他の心」(いっしょに成長しましょう)「三方よし」(アナタと会社がいっしょに成長することで社会に○○のメリットがある)の理念で経営をすることです。

また「経営専念タイプ」のフランチャイズ募集を、投資+モチベーション管理だけ、例えば週1回現場に行って「よっ!元気~?」と人気とりだけしていればよいと考えているなら大きな誤解です。

募集・採用した人気人材の雇用維持には、「利他の心」「三方よし」の理念経営を推進するだけでは物足りず、仮に採用はできても社長の「現場感覚のなさ」が露呈してしまうと、良質な人気人材は離れていってしまいます。現場を知らなければ、例えば、ある設備備品を購入したいとスタッフから申し出があった場合、そのコストが「直接的に売上貢献しないけど必要だね」という判断ができないと思います。何が顧客満足、従業員満足につながるのか?がわからないからです。これが続くと人気人材の離職が止まらなくなり、結果社長が一番困ります。

以上をふまえてまとめると

・フランチャイズ(FC)であっても、経営者である以上「経営資源の最適配置」をすることで利益が生まれる。ヒト・モノ・カネ・ノウハウのうち「ノウハウ」はFC本部から得ることができるが、ヒト=優秀な人気人材の募集・採用・維持が最も困難なこと。

・「経営専念タイプ」と言われるフランチャイズ(FC)募集をみて「現場に入らずに投資だけ」「たまに立ち寄って社員の人気とりだけすればいい」とと考えるのは間違い。これができるのは「現場を熟知した優秀な管理者」がいてはじめて成り立つモデル。優秀な人気人材ほど「理念・ビジョン」を重視して入社し、経営側との「現場感覚の一致」で定着する。理念・ビジョンはあっても経営者が現場を知らなければ、管理者の雇用維持ができない。そのため、現実的に「はじめての起業(開業・副業)」で経営専念(投資専念)タイプは無理。

・しかし、「利他の心」「三方よし」の経営理念をもった経営者が募集すれば「優秀な人気人材の採用」ができ、かつフランチャイズ本部の積極的な関与によって「優秀な人気人材の雇用維持」ができれば話は別。一定期間を経て、その人気人材を管理者に登用することで「経営専念による事業展開」は可能。ただし、経営者が現場に入らない分、管理者と信頼関係構築されるまでの人件費が先行発生するため、うまく人気人材を管理者登用できるまで大きな利益は期待できない。

・すなわち小資本・低資金であっても、それなりの資金投下ができなければ「はじめてのフランチャイズ開業(起業・副業)」の場合は、自ら「現場専念」して、じょじょに人気管理者を登用し「投資専念」に移行するしかないが、それなりの資金投下ができるのであれば、フランチャイズ本部の助けが得られる前提で「投資専念」で開業(起業・副業)をすることは可能。事実、企業が加盟するフランチャイズの場合は、資金余力があるので「投資専念」で開業している。なお「現場専念」と「投資専念」のどちらも中途半端なタイプが最も失敗するケース。

例外として、人材管理(募集・採用・定着)に多大なエネルギーがかからない「装置ビジネス」(コインランドリー等)なら、はじめてでも「投資専念」でフランチャイズ開業(起業・副業)は可能ですが、今度は装置そのものや、物件立地の良し悪しが大きく収益に影響してきますから、結局は資金余力が必要なので、資金力に乏しく小資本・低資金な「はじめてのフランチャイズ(FC)開業(起業・副業)」では、人材力で儲かる方法を模索していくしかありません。逆にいうと、良質な人気人材の募集・採用・維持に勝利した場合は、装置以上の高収益で儲かることができます。

いままでも、失敗リスクを下げるために、小資本・低資金でのフランチャイズ(FC)開業(起業・副業)をおすすめしていますが、結局のところ「人材力」で儲かることができるフランチャイズ(FC)募集を探しましょう、ということになります。それがデメリット(失敗リスク)を最小に、メリットを無限大(儲かる可能性)にする唯一の方法です。その事業をみつけたら、自ら積極的に現場参加して「現場意識の共有」を優秀な社員と行っていけば、おのずと「投資専念」に移行していくことが可能になります。または法人企業が取り組むのであれば、管理者人材が確立されるまで、それなりの先行投資を予定しておくことと、その管理者人材の採用・教育にフランチャイズ本部の相応の支援が得られることが前提であれば、最初から「投資専念」で開業することができます。

手前みそですが「ストレッチ専門店ストレチックス」のような「人材力の塊」で成り立つようなビジネスモデルは、人気人材の募集・採用・維持に自信のある方にとっては、もっともローリスク&リターン無限大!?の可能性を秘めたフランチャイズ(FC)と思います。ご関心がある方はぜひ資料請求・個別見学会にお越しください。

 

▼「ストレッチ専門店ストレチックス」フランチャイズ(FC)チェーン本部: ㈱バリード・ジャパン 代表 山口晃二プロフィール

新潟県新潟市出身。地元広告代理店にて求人情報誌の広告営業、東京の大手商社系コンサル会社にてフランチャイズ(FC)コンサルタントとして勤め、数々のトップセールスを記録。2005年、著書出版を機に独立起業し、フランチャイズ(FC)コンサルティング、起業コンサルティング事業を開始。米国で最も権威のあるフランチャイズ(FC)ビジネス情報誌「Franchise Times」の日本版ライセンス権を取得、(株)フランチャイズタイムズ・ジャパン代表(当時)として、アメリカのパートナー企業と連携しながら、国内海外のフランチャイズ(FC)ビジネス情報の配信・マッチング事業を手掛ける。

国内で多数のフランチャイズ(FC)本部と、フランチャイズ(FC)加盟したい企業・個人とのマッチングビジネスを手掛けるなかで、2008年に介護予防サービス事業である「リハビリデイサービス」チェーン本部構築、加盟店開発の業務を受託。当時2店舗から約4年間で+100店舗への拡大を牽引、担当役員として関与。

2014年8月、「ストレッチ専門店ストレチックス」を自社業態として新規開業。フランチャイズ(FC)チェーン本部として現在7店舗(直営5、FC2)を展開中。地域住民のフリータイム利用はもちろん、ストレッチングの有効性を知るドクター、看護師など医療介護従事者の利用も多く「可動域(ROM:ロム)アップ」「コリ疲れ解消」に全力で貢献しています。

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